SSK税理士法人
代表税理士 佐々木 梨絵
農業経営に深い理解を持ち、数多くの農家・農業法人をサポートしてきた、信頼と実績のある税務パートナーです。
補助金の適正活用から法人化の設計、事業承継まで、現場に根ざした視点と高い戦略性で高収益型農業の実現を支援しています。
ワインエキスパートの資格を活かし、ブランド農産物の6次産業化や輸出対応にも柔軟に対応。
数字だけでなく「土の香り」まで理解する税理士として、一次産業の価値を最大限に引き出す伴走支援を行います。
農業こそ、日本を支えるビジネス。
そんな信念のもと、地域とともに未来を耕す税務のプロフェッショナルとして、農業の持続可能な発展に貢献しています。
🌟 TaxBar®より特別コメント 🌟
佐々木梨絵先生は、数字の向こうにある“人の想い”を何よりも大切にする税理士です。
農業の苦労や夢、現場のリアルを肌で感じながら、常に「現実的かつ希望のある提案」を届けています。
多くの農業者が資金に悩み、選択肢に迷う中で、佐々木梨絵先生は「一緒に考える」「一緒に育てる」姿勢を貫いています。
ただ申告書を作るだけでなく、未来の農業経営を共に設計するパートナーとして、多くの信頼を集めています。
今回の「農業経営者税務Bar」では、表には出づらい資金のリアルな悩みや、農業経営に携わるすべての事業者に関与します｡
初心者の方も安心して相談できる構成ですので、ぜひ気軽にTaxBar®へご予約ください｡
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Story
※このストーリーは、実在の事例をもとに一部内容を再構成しています。農産物や人物設定などは、個人情報保護のため一部変更しています。
【序章】
利益が出ているのに、お金が残らない
年商5,000万円を超えるぶどう園。
市場でも評価の高い農産物を出荷し、
見た目には“順調な農園経営”に見えていた。
しかし実際には、
毎年の利益は出ているはずなのに、なぜかお金が残らないという状態が続いていた。
経営は個人事業主として継続しており、税理士と顔を合わせるのは年に一度、確定申告のときだけ。
数字を見ても意味が分からず、他の農家と比べて良いのか悪いのかも分からない。
経費・補助金・節税､何にどう手を打てばよいか分からず、“経営の悩みを相談できる相手がいない”まま月日が流れていった。
真面目に働いているのに、お金が残らない。
誰にも言えない違和感と疲れが、経営者の心に少しずつ積もっていた。
【転機】
家業を継ぎ、経営と向き合う決意
サラリーマンとして働いていた私が、家業を継ぐことを決意したのは、父の年齢と農園の将来を考えたからだった。
幼い頃から見てきたぶどう作りの現場に誇りはあったが、「こんなに売れているのに、なぜお金が残らないのか？」という疑問が常につきまとっていた。
これまで付き合ってきた税理士は高齢で、会うのは年に1度の確定申告の時だけ。
経営の相談をしても、「うちはこういうやり方だから」と話が進まない。
感覚頼りの経営を続けていたことが、限界を迎えているように思えた。
そんな中で、同じ農業仲間から紹介されたのが、農業経営に強い佐々木税理士だった。
現状を変えたいという思いに、ようやく応えてくれそうな存在に出会えた､そんな希望が芽生え始めていた。
【出会い】
数字で農業を見る時代へ
紹介された佐々木税理士は、農業分野に精通し、実例も豊富なプロフェッショナルだった。
初回の面談から、こちらの状況を正確に把握しながらも、専門用語を使わずに核心を突く言葉が続いた。
「補助金の活用がされておらず、毎年もったいない状態です。」
「個人事業のままだと節税効果に限界があります。法人化を検討すべきです。」
「数字は、経営の“地図”になりますよ。」
正直、それまで数字は“税務署に提出するもの”くらいに思っていた。
しかしその瞬間、自分が「知らなかっただけ」で大きな機会を逃していたことに気づいた。
農業という現場をわかったうえで、「未来のための経営」を一緒に考えてくれる存在に､心からの安心感と希望を感じた。
【変化】
法人化と補助金活用で経営が加速
提案を受けて法人化を実施。
補助金を活用して設備投資を行い、農地の購入や人材確保にも積極的に踏み出した。
家族で役割を分担し、事業の「見える化」と「仕組み化」が進んでいった。
特に大きかったのは、3ヶ月ごとに数字を見る習慣ができたこと。
売上・原価・利益率などを税理士と一緒にレビューし、未来の収益目標を「感覚」ではなく「数字」で語れるようになった。
数字が読めることで、経営判断が格段に早くなり、補助金や制度も“活かす経営”に変わっていった。
農園の中だけでなく、“畑の外”の整備が進んだことで、経営そのものが大きく加速し始めた。
【成果】
年商倍増、信頼の広がり
経営の仕組みが整い始めてから、売上は倍増した｡
農地の拡大と人材の確保によって安定した供給体制が築かれ、有名店や百貨店などからも取引の声がかかるように。
ただ農作物を作るだけでなく、「信頼される農園」としてブランド価値が高まっていった。
経営が変わることで、働く家族の意識も変わった。
数字が読めるようになり、未来の計画を“根拠をもって語れる”ようになった。
かつて感じていた「頑張っているのに報われない」という感覚は、もうない。
成長の裏側にあったのは、農地と人材という「見えない資産」への投資、
そして何より、信頼できる税理士との伴走だった。
今では、経営の数字が“自信”と“安心”に変わり、農業の未来を描けるようになっている。
🎉 Result 🎉
高級ぶどうが、パティシエの元へ
財務改善により、ぶどう園は安定供給を実現。
都内の有名ホテル・レストランへ、高級ぶどうが毎年届けられるように。
プロのパティシエが「今年もこのぶどうが使えてうれしい」と語るほどの信頼に。
一粒ごとの糖度管理、収穫から配送までの鮮度保持、どれも妥協のない体制が整った。
「このぶどうでないと完成しない」と言われるほど、スイーツの世界では欠かせない存在になっている。
お客様からは「一度食べたら忘れられない」「特別な日にまた食べたい」という声も。
農園とパティシエ、そして税理士が築いた“信頼のサイクル”が、今も丁寧に回り続けている。
家庭にも、イベントにも届けられるように
生産体制が整ったことで、一般消費者への販路も拡大。
夏のイベントや贈答品、家庭での楽しみにも選ばれる存在に。
「今年も買えた」「子どもが喜んで食べる」といった声が届いている。
毎年、直売所やオンラインショップには予約が殺到し、発送開始の知らせを心待ちにするファンも増えてきた。
お中元やお祝いの贈り物として、企業の手土産としても選ばれるようになり、地域ブランドとしての価値も高まっている。
ときには「ぶどうが届くと夏が来たと感じる」というメッセージも届くほど、生活の一部として親しまれる存在に。
家族団らんの時間に、笑顔と一緒に食卓に並ぶ──そんな光景が、今では全国に広がっている。
家庭にも、イベントにも届けられるように
こうして育った高級ぶどうは、スイーツという形でも人々の笑顔を支えています。
パティシエの手によって、季節限定の贅沢な一皿として全国の食卓へ。
柔らかい果肉と凝縮された甘みが、クリームやチョコレート、タルト生地と出会い、ひとつの芸術作品となる。
味わった瞬間、思わず目を閉じてしまうような幸福感──それは、土づくりから始まる丁寧な営みの結晶です。
「またこの季節が来たんだ」と感じさせる一皿は、記念日や大切な人との時間にそっと彩りを添えます。
ぶどう園と職人と、そしてそれを支える税理士のチームワークが、見えないところでたしかに“贈り物”を届けているのです。
※このストーリーは、実在の事例をもとに一部内容を再構成しています。農産物や人物設定などは、個人情報保護のため一部変更しています。
🌟 SSK税理士法人コメント 🌟
正直に言うと、農業経営は楽じゃありません。
天候にも左右されるし、資金繰りも読みにくい。
でも、ちゃんと数字を整えて仕組みを作れば、農業はちゃんと儲かります。
私の仕事は、その“ちゃんとやれば”の部分を、一緒に形にしていくことです。
「農家は、ちゃんとやれば儲かります」
これは机上の理論ではなく、私がこれまで何十件と見てきた現場の事実です。
補助金・法人化・減価償却──正しく使えば、農業はもっと可能性を持てるんです。
逆に、情報がなければ“損していることにすら気づけない”のが農業の難しさでもあります。
私は「数字は冷たいもの」だとは思いません。
経営を数字で整えることは、“誰かの想いを未来につなぐ手段”だと思っています。
だからこそ、農家さん一人ひとりと向き合い、言葉にできない課題にも一緒に踏み込むようにしています。
自分の農園を誇れるように。
そして、「農業を継いでよかった」と胸を張って言えるように。
そんな未来を、税務の力で後押ししていきたいと思っています。
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